在校生の方へ

学校休業協力要請について


2020/04/13 16:00

千葉県知事からの学校休業協力要請について

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため4月13日に千葉県知事から休業協力要請がありました。,「新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条9項」に基づく協力要請です。

 24条9 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、公私の団体又は個人に対し、その区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な協力の要請をすることができる。

 4月9日にお知らせしたとおり,すでに5月6日までを自主的に臨時休校としており,このたびの知事要請に基づいて行う臨時休業の内容は,これまでに発表した臨時休校の内容と基本的に変更ありません。
 登校日の設定等についても,千葉県と相談し地域の状況を考慮して下記の通り実施することとします。
 ただし,万一校内での感染者の発生など状況の変化があった場合は対応を変更する可能性があります。


人との接触を8割削減
 内閣総理大臣および千葉県知事は,人との接触を平常時よりも8割削減するよう強く呼びかけています。これは,一部の感染者が一人あたり平均2.5人に感染させる可能性を想定したとしても,ほとんどすべての市民が8割減の接触制限に協力すれば,感染症拡大を1か月程度の期間で封じ込めることができるという社会医学の科学的知見に基づいたものです。生徒は5月6日までの期間は基本的に自宅で過ごすなど,人との接触を8割削減する行動に積極的に協力してください。

5月6日までの臨時休校について
 5月6日まで臨時休校とします。生徒とご家庭の皆さまには,しばらくの間,通常授業が提供できずご迷惑をおかけしますが,生徒の安全と社会の安全を考えて感染症拡大防止のために実施するものですので,ご理解とご協力をお願いします。生徒は,感染症拡大防止のため,休校中は基本的に自宅で過ごし,体温測定など健康管理に留意してください。
 また,通常授業に代わるものとして,オンライン授業を実施します。4月15日以降の実施に向け準備中ですが,ご家庭でインターネットを通じて視聴するためのスマートフォンやパソコンなどの準備と,連絡用の電子メールアドレスの設定をお願いします。

1.臨時休校の対応の概要
 臨時休校期間中の学校の対応は,文部科学省による「新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の実施に関するガイドライン」に則って対応します。

(1)地域一斉の臨時休業等の要請  4月13日に知事から学校休業の協力要請がありました。
 地域感染者数や感染経路が明らかでない感染者が急激に増加している「感染症拡大警戒地域」では,知事や市長から外出自粛要請,集会・イベント・会食などの行動制限などを求め,知事や市長が学校に対して一斉臨時休業の協力を要請することができます。

(2)新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象区域に属すると特定された地域における臨時休業  緊急事態宣言地域ですが,特別措置法第45条に基づく休業要請はまだありません。
 特別措置法による緊急事態宣言の対象地域となった場合,知事は特別措置法45条に基づき学校施設の使用の制限や停止の要請や指示をすることが可能です。4月13日の協力要請は,特別措置法24条9項に基づく知事の協力要請によるもので,第45条に基づく休業要請はまだありません。

(3)もし生徒または教職員の感染が判明した場合  現時点では該当生徒・教職員はいません。
 県・保健所と相談の上,学校内における活動の様態,接触者の多寡,地域における感染拡大の状況,感染経路の明否によって,感染が拡大する可能性について個別の事情をみながら追加的対応を判断します。

(4)通学の配慮
 電車等の公共交通機関を利用している生徒は,徒歩通学の場合より,通学中に感染が生じたり,生徒から感染が拡大したりする可能性が高まります。このため,通学に公共交通機関を利用している場合を考慮し,登校日の始業時刻に余裕を持たせるなど時差通学に配慮します。

2.学習指導について
 臨時休校中に学習に著しい遅れを生じることがないよう,ICTを活用した家庭学習と,教師による対面での学習指導や学習状況の把握により,生徒の学習を支援します。

(1)家庭学習について
 自宅で学習を進められるよう,教科書を活用するとともに,生徒の学習段階に応じて,紙の教材,テレビ放送を活用した学習,オンライン教材(Classi, スタディサプリ,その他※)を活用した学習を課すほか,ビデオ会議によるオンライン授業などを展開します。
 オンライン授業は臨時休校中,平日の午前中の時間帯を中心に時間割に沿って行います。家庭で自習時間に行っていただく課題演習・予習・復習などと組み合わせて実施するものとします。質問や学習支援なども電子メールやClassiを通じてオンラインで行うほか,必要に応じて「(3)個別登校」による学習支援も行います。生徒は休憩時間を含めて6時間以上(正味の学習時間として4時間半以上)の学習を毎日継続し,その学習状況をClassiの学習記録機能によって学校に報告してください。
 
 参考:「子供の学び応援サイト」(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm


(2)登校日の設定について
 生徒の学習状況の確認や補習等の学習指導を適切に行うとともに,生徒指導,児童生徒等の健康観察を適切に行う観点から,登校日(授業日を含む)を設定します。その際には,密閉・密集・密接が重なりあう状況を避けるなど感染症大防止のための措置を講じます。
 登校生徒は,マスク着用などの咳エチケット,手洗い,手指消毒を実践してください。体温を測定し37.5度以上の発熱など風邪症状のある場合は登校を控えてください。

(3)個別登校・学習支援
 学年別等の登校日のほかに,学習状況の確認等のために家庭訪問を行うことができるほか,生徒が個別に学習相談などで登校することができます。あらかじめ教科担当者などと時間の打ち合わせをしたうえで登校してください。
 スクールカウンセラーによる生徒・保護者への心理相談も実施します。あらかじめ学校に予約したうえで来校してください。
 登校生徒は,マスク着用などの咳エチケット,手洗い,手指消毒を実践してください。体温を測定し37.5度以上の発熱など風邪症状のある場合は登校を控えてください。
(4)クラブ活動について
 臨時休校中は,クラブ活動は基本的に自粛とします。
 生徒・家庭の判断によって自主的に活動する場合は「(5)学校施設の開放」を参照してください。
(5)学校施設の開放について
 生徒の健康保持の観点から,地域における感染拡大の状況を踏まえ,「3つの密」を避けつつ,学校の校庭や運動場,体育館等の施設を開放します。また,インターネットによる在宅学習の環境が準備できない生徒など学習支援の必要がある生徒のために,コンピュータ教室等も開放します。
 施設の開放に当たっては,利用生徒の健康管理と施設の衛生管理のため,教科担当者またはクラブ顧問がそれぞれの施設の管理にあたります。学校施設を利用する生徒は,施設管理教員の指示により活動してください。なお,17時以降の施設開放は行いません。
 登校生徒は,マスク着用などの咳エチケット,手洗い,手指消毒を実践してください。体温を測定し37.5度以上の発熱など風邪症状のある場合は登校を控えてください。また,施設の衛生管理(換気,手の触れる箇所の消毒等)に協力してください。


臨時休校期間中の登校日について 2020.4.13追記
下記の期日を学年別の登校日とします。
・任意登校として実施しますので,登校するかどうかは生徒が判断してください。
・欠席しても欠席の取り扱いはしません。出席した場合は,出席日としてカウントします。
第3学年
 (1)4月14日(火)10時15分始業 ~ 12時頃終了
      役員選出やオンライン授業の準備等を行います。
 (2)4月21日(火)10時15分始業 ~ 12時頃終了
第2学年
 (1)4月15日(水)10時15分始業 ~ 12時頃終了
      オンライン授業の準備等を行います。
 (2)4月22日(水)10時15分始業 ~ 12時頃終了
第1学年
 (1)4月16日(木)10時15分始業 ~ 12時頃終了
      高校生活のオリエンテーションと個人写真(学生証用)の撮影を行います。
 (2)4月23日(木)10時15分始業 ~ 12時頃終了

 登校日以外の日は,家庭学習を展開し,家庭学習の状況についてClassiで報告してください。 後日,報告された家庭学習状況によって教科学習の履修日として振り替えることができる場合があります。
 生徒は毎日,「休憩時間を含めて6時間以上(正味の学習時間として4時間半以上)の学習」を継続し,その学習状況をClassiの学習記録機能によって学校に報告してください。学習時間にはオンライン授業や登校日の時間を含みます。