髙橋邦夫校長先生、藍綬褒章受章

2021/04/29

 

令和3年春の褒章において高橋邦夫校長先生が藍綬褒章を受章されました。

 

【功績概要】

学校法人高橋学園理事長,千葉学芸高等学校校長として私立高等学校の経営に多大な教育成果を上げたほか,私立学校関係団体等の要職を歴任し,私学振興のために尽力している。特に,情報教育の分野において先駆的な教育に取り組み,国が主導する研究プロジェクト等にも参画するなど,人材育成や教材開発,社会制度など多方面にわたり情報教育の発展に貢献した。

 

【略歴】

1960年千葉県生まれ。銚子市立銚子高校,早稲田大学理工学部卒業,早稲田大学大学院理工学研究科修了。理学博士(物性物理学)。

1984年に東金女子高等学校教諭に就任。コンピュータ教育を担当。1993年総務部長。

1999年に東金女子高等学校校長に就任し,男女共学化を指揮。2000年校名変更し千葉学芸高等学校校長。2012年学校法人高橋学園理事長に就任。

2017年文部科学大臣教育者表彰(教育功労),財務大臣表彰(租税教育功労)。

 

1994年から文部省・通産省のインターネット教育プロジェクトに参加し,千葉県で最初にインターネットを授業に導入。ネチケットガイドラインの日本語訳作成を機に情報モラル教育の研究に着手し,「ネット社会の歩き方」など数々のWeb教材を開発。文部科学省の情報教育専門委員,文化庁著作権教育専門委員,経済産業省情報化人材育成・総務省情報モラル等の専門委員を歴任。NHK「実践インターネット講座」「デジタル進化論」番組企画委員,科学技術振興機構「犯罪からの子どもの安全」領域アドバイザーなども務めた。

 

【公職(現職)】

千葉県私立学校審議会委員,東金市総合計画審議会委員,旭市情報公開審査会会長,旭市個人情報保護審議会会長,旭市行政不服審査会会長 全国高等学校長協会理事,全国私立中学高等学校連合会評議員,千葉県私立中学高等学校協会副会長,千葉県高等学校長協会理事,千葉県高等学校体育連盟評議員 日本教育工学協会評議員,学校インターネット教育推進協会理事,「インターネットと教育」研究協議会副会長,教育情報化コーディネーター検定運営委員 山武郡市吹奏楽連盟会長,千葉県山長夷地区吹奏楽連盟副会長,早稲田大学商議員,社会福祉法人ゆりの木会理事 情報モラル教材「ネット社会の歩き方」監修(2000年~2021年)

 

【資格等】

博士(理学),高等学校教員免許(専修理科,数学科,情報科),教育情報化コーディネーター1級認定資格者,第2種情報処理技術者,日商ワープロマスター

 

【著書】

情報社会の危機管理と学校(2019 日本私学教育研究所)
身につけたいパソコン活用能力-情報化社会の学校管理職(2001教育開発研究所)
学びのデジタル革命(2000学習研究社)
ネチケットガイドライン日本語版(1996 CGH.ED.JP)
先生のための実践インターネット講座(1993 NHK出版) ほか