東金女子高等学校 Page1/2
100校プロジェクト 平成7年度実施状況 【1/2】
○ネットワーク利用状況
- 電子メールによる交流・WWWによる情報収集
- 9月からの授業で電子メールの指導を行い、内外の学生・社会人とメールの交換を行った。
3年生の「情報処理」の授業等で扱い実施時数はWWWの実習を含め90分授業で8回程度。
- 海外からのメールは80通以上を数えた。
- WWWによる情報発信
- ホームページ(英語、日本語)を作成し、学校の様子を広報した。
- コンピュータ・グラフィックの生徒作品を掲載し、発表の場として活用した。
- 公益的な情報を自作WWWコンテンツとして作成し、公開した。
(千葉県の情報、ネチケット情報、100校プロジェクトについて、美術工芸リンク集など)
- ホームページへのアクセス数は、9か月間で20,500件、26万ファイルを記録。
- 100校プロジェクト共同利用企画への参加
- 事務局主催のCGコンテスト「私たちのまちの未来」に参加し、CG作品10点を応募した。
優秀賞をはじめ7作品が入賞し表彰を受けた。1996年1月。
- 事務局主催のCU-SeeMeによるビデオ会議「有識者との意見交換」に参加し、ごみ問題につ
いて有識者および各校生徒と意見交換を行った。実施日:1996年2月15日、2月28日。
- 自主企画プロジェクトの実施
- ネットワークを利用した共同翻訳企画として、海外の優れたWWWコンテンツの日本語化を
呼びかけ、外部の協力を得て実施した。経緯を「インターネットを利用した共同翻訳プロジ
ェクト」としてまとめ、平成7年度100校プロジェクト成果発表会で発表した。
- ザ・ナインプラネッツ日本語版プロジェクト(1995年7月4日〜)
ビル・アーネット著の太陽系マルチメディア探検“The Nine Planets”を日本語化し公開中。
- FAUガイド&ネチケット日本語版プロジェクト(1995年11月1日〜)
フロリダアトランティック大学アーリーン・リナルディ著の
“The Net: User Guidelines and Netiquette”を日本語化し公開中。
- その他
- WWWでNASAの惑星画像を入手して学園祭のポスターの一部に役立てた。
- 社会科を中心に教師の教材研究にWWWを役立てた。
- 教師が外部のメーリングリストや電子ニュースに参加して、教育情報を中心とした情報交換を行った。
○平成7年度の成果と課題
インターネットへは1995年5月11日に接続されたがサーバ機の調整に手間取り、安定して稼
働し始めたのは10月であった。その間ホームページの制作公開や全生徒のアカウントの作成な
ど部分的に準備をすすめ、2学期の開始とともに電子メールとWWWの生徒の利用を始めた。ネ
チケットの指導を折り混ぜながら、クラス内、校内、他校、海外と電子メールの交流範囲を広げ
た。週1回の授業だけでは電子メールの即時性が十分に活かせぬため、授業以外の時間でも生徒
が利用できる端末を校内各所に設けることを次年度検討したい。システムの安定化が半年近くも
ずれこんだため、時間的な余裕がなく生徒の積極的な活用に踏み込むことができなかった。授業
では、そのほかにWWWを利用して内外の情報検索を実習したが、生徒は簡単な操作で多くの情
報を入手できることを楽しんでいた。WWWで調べた海外の学校をレポートにまとめ電子メール
で提出する課題を与えたが、成果はいずれホームページで公開したい。
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